→手帳を取る
ASDの場合、精神障害者保健福祉手帳になります。
私の経験上、身体の人は手帳持ちであることを隠しません。むしろ「私これなの。見て見て」という感じで積極的に見せる方もいます。が。
精神の人は隠したがります。
1級~3級まであって、1級が一番重い。一番お目にかかるのは2級という印象です。
3級:めったに見ない=ほとんど相談に来ない。福祉サービスを利用しない。
2級:よく見る。就労系、居宅系等々利用する人等自分で動けて希望を伝えられる人が多い。
1級:めったに見ない=本人がほとんど相談に来られる状態ではない。家族からの相談が多い。
自治体によって違いますが、1級、2級は医療費が無料になる等メリットが多い。
3級は使い勝手が悪いというか、精神の3級とか療育Cとかだと基本的に年金がもらえないというのが支援者側の一般的な認識で、自分で働いて稼がなきゃいけないし、生きる上では大変だったりします。
ちなみに私は仕事してるんで3級レベルと言われました。
何級になるかは、医師の診断書次第です。
こちらの手帳ですが、診断されたからとすぐ申請できるものではありません。
精神の場合、初診から半年後に診断書を書いてもらえます。市町村に申請し、実際に手元に手帳が届くのはそれから2か月~3か月後くらいでしょうか。
さて。
手帳を取るかどうかというのは一つの大きな決断になるかと思います。
もちろん必要がなくなったら返すことはできますが、役所の個人情報にはずっと残りますから。個人情報だから保護されると思ったら大間違いで、情報の共有とか連携という名目で関係者間では非常にオープン。
例えば、年金の取得に有利だったり、障害者雇用で働きたいとか、2級が取れそうだからマル障が欲しい等、明確な理由があればいいでしょうが、そうでない場合必要はないのではないかと思ったりはします。
じゃあ、私はどうするか。(3級だし)