当事者会に参加した。
フツーの人に見える人から一見して発達障害とわかる人まで様々。
ただ、全員発達障害という共通点があるためかなんとなく解放感。
もちろん集団の中で人として気を使わないといけない部分はあるけど健常者のふりをしなくていいのはなんて気楽なんだろう。
例えば相手が「二次障害がつらい」と言った時。
相談員であればそれに寄り添うべきなんだろうけど当事者会ではその必要がない。
そして、私は無理をして表面上寄り添ったをしていたんだなということを自覚する。
些細な会話を糸口に、その人はどんな生活をしているのか、何に困っているのか、どのような支援が必要かを探っていく。
当事者に対してそんな目線を向けてきたけれど、もうその必要はない。
発達障害者の集団というのは私にとって居心地がいいというのがわかった。
気を使って話さなくていい。
一人ポツンながらも自分を排除しない集団の中にいる。
それがなんとも良いのですよ。
ええ。一人ポツンでしたとも。でも一人だけど一人じゃない。
ポツンの人は他にも結構いて、割合的にはASDの人の方が多い感じでしょうか。
でもASDの人だけだとポツンすぎてまとまりがない。
それをまとめるにはADHDの力が必要なんだなあとしみじみ実感。
ADHDの人は時にリーダーとして社会で上手くやっていける力があると思う。
前の職場の上司が同じタイプだけど、本人曰く「友達がいない」
でも彼が声をかければたくさんの人が自然に集まる。
これをやるとなった時、必要な人手がそれぞれの力を発揮して形をなす。
決して横暴ではなく、それぞれの性格や事情を理解し仕事を任せてくれた。
私から見たら眩しい存在。
家に帰ったら一人反省会になるんわけだけど、こういうのあったらまた参加したいな。